皆さんこんにちはこんばんはおはようございます。
いるかうさぎです🐰🐬
前回に引き続き鉄人28号のレビューです。
今回は初代!
【箱・ランナー等】
躍動感のあるイラスト。モンスターを持ち上げてます。モンスターといえば前にグリコ?か何かで海洋堂フィギュアが出てましたがいかんせん小さくて満足出来なかった記憶。モナカで良いからモンスターのでっかいプラモデルも安く出してくれないかな。
ランナーはこんな感じ。シールは無し!PSとABS樹脂で構成されていてPSは前回の太陽の使者と同じKPSに近いポリスチレン。ABSは黒のKランナー×2のみで太陽の使者に比べるとABSの割合が少ないです。
パーツを全て切り離すのに18分かかりました。ほとんどのパーツがアンダーゲートでした。
足裏はきちんとつま先のカバーパーツが付いてるのが好印象。最近のバンダイはこういう部分が手抜き気味なのでこういう仕様に戻してほしい。
【各種造形・全体像・付属品・大きさ】
前から
横から
後ろから
顔のアップ。黒目は塗装済み
切り離しから組み立て完了まで37分で完成。大雑把なでっかいパーツがカパカパとはまっていき、めちゃくちゃ組み立て簡単でした。
スタイルはアレンジが全くされていないプレーンな鉄人28号。ドラム缶にヤカンを乗っけて赤ちゃんのよだれかけをリベットで止めたような、本当に初代の鉄人28号のイメージそのままです。
これが本当にアニメロボットの元祖です。だんだん見ればみるほどかっこよく見える不思議なデザインなのです。
世代じゃない方もこの鉄人28号がカッコイイと思えたら本物のロボット好きと言えるでしょう。
サイズは1/144ガンダムや前回の太陽の使者と比較するとこんな感じ。中年太りのような胴体のボリュームがすごいです。
未塗装の目、開いた手首、飛行時スタンド補助パーツのみ!ダイナミック!
【可動範囲・ギミック】
肩は水平まで上がります。シャツを肩まで腕まくりしたような黒い部分にスイング軸があり、柔軟に動くおかげです。
肘は90度!潔く豪快!
スライドジョイントが肩内部にあり、前後に振れます。
腰はぶっとい軸で接続されていてくるくる360度回ります。
このキットの一番優秀なポイント。股関節。力士の股割りみたいに地面ぴったり開脚できます。足首の設置は高くないです。
膝は90度。
膝立ちはちょっと厳しい感じかな。
おしりには3mm穴がありスタンドを使えば飛行ポーズも取れます。
補助パーツで横向きに飛ぶことも。うーん。
どこかにこういう鉄人28号の巨大なモニュメントありませんでしたっけ?首が動かないのが痛い!
【アクション】
関節がしっかりしているので何かを持ち上げてのポーズでも自立!
パンチ!
最後はソフビキットの鉄人28号FXと並べてみました。早くFXでないかなぁ。
【総評】
首が動かないのがキツイかな。軸回転でも差し替えでもなんでも良いからちょっと可動つけてほしかったなぁ。あれ?初代鉄人28号は首全く動かないんだっけ?
せめて目を左右に向いた差し替えヘッドとか、コトブキヤが真ゲッターでやってた眼球可動みたいなこととか、もうちょっと工夫がほしかったかな。
見た目はすごく良いのですが、ちょっと太陽の使者版と比較したらプラモデルの完成度としてはかなり落ちます。
組み立ては超簡単だし、塗装も楽ちん。とりあえず鉄人28号が欲しい方にはオススメです。
※追記
Twitterで教えてもらいましたが原作の鉄人28号は頭は動かなくて目が動くようです。(ちなみに鉄人28号FXに出てきた初代と白昼の残月版は頭が動く。)そこまで原作の見た目にこだわるなら肘可動の分割線が謎ですし、やはり眼球可動や差し替え頭部欲しかったですね。ちょっと頭と胴体の構造がシンプルすぎますね。かなり前にコトブキヤがやっていた眼球可動等、もうちょっとギミック欲しかったです。