皆さんどうもいるかうさぎです。
ブログしばらく更新できなかったのはコレ一生懸命作っていたからです。
はい。元ネタはこちらの日立蛍光ランプのサンラインゲッターマンです。昔昔、電気屋さんなどで下敷きが配られていたそうです。目を惹くのは小さく書いているダイナミック企画
え?公式ロボットなの?と私が興味を持ったのが2021年のこと。
実は近年亡くなった私のおじいちゃんは元日立の人でロボットに全く興味のない親に画像を送ったらなんとこのロボットを知っていました。
「懐かし〜!!」
当時めっちゃみていて記憶にしっかり残っていたようです。
そういった意外な繋がりがあることを知り胸が熱くなりました。
こういったシールもあったんだとか。
なんとTwitter(X)で教えていただきましたがゲッターロボGの没デザインだということが判明。しかも永井先生本人が全く覚えていないという衝撃。それが日立のキャラクターとして若干のリファインされて復活!なんて夢があるんでしょう。
当時の子供たちには謎のロボだったに違いありません。
それを立体化してやろうじゃないか!
ということで頑張っていました。
今回は8色のフルカラー。全パーツABSで3Dプリンターで印刷したものです。
平面の極みのサンラインゲッターマンを立体にし、可動やギミックを仕込むのは中々解釈の難しさもあり大変でした。
では、長くなりましたがどうぞ。
暗い日本を明るく照らせ!!令和に蘇れ!サンラインゲッターマン!!
全パーツです。
1/144ガンダムと比較ですが、一つ一つが
非常に巨大です。
パイルダーオン的な合体をするマシーンファルコンは尾翼を展開させたものを別に作りました。
本体をぐるりと。後ろは愛で補完。全身に可動を仕込みました。その為プロポーション解釈は私独自のものに若干変更していますが、当時のイメージを壊さないようにアレンジをできる限り少なくする努力をしました。一応背中にはウイングを付けられるverの穴あき胴体と背中が埋まっている見栄え重視版を作りました。今回差し替えが面倒なので見栄え版はつけません。
ここからアクション。
パイルダーオン!
サンラインゲッターマン参上!!
スクリューブロー!!
ゲッター光線砲!めっちゃ強そうなビームを放ちそうです。
ニーミサイル!発射エフェクトはやっつけですが作ってみました。
そして胸のGが変化し、
Gシクルという鎌に!
Gという文字をこんな首を狩りそうな凶悪な形にするのがいかにも永井豪先生のセンス。
ゲットウイング装着!!
ウイング装着により、かなり悪魔感が増します。あーこれデビルマンっぽいのか。
なんだか悪魔的な真ゲッターとかの原点をみた気がしました。
ウイングがデカいのでさらに巨大に。
さらに完成数日前に中古ショップの何故かおもちゃコーナーになぜか絶版の日立の蛍光ランプ サンラインが未開封の10本セット2000 円で売っていたので「こんなことある?」みたいなこのタイミングはさすがに運命だと思い購入。記念に一緒に撮影。
デカいデカいと言われていた40000円の食玩SMPバンプレイオスと比較。約50年前と20年前のロボットのデザインでこんなに変わるのってすごいですね。どちらもかっこいいと思います。
【作ってみて】
改めて素晴らしいデザインだなと。
ゲッターロボGの没デザインというとゲッターロボGが1975年。デザイン段階でいうと実に50年近く前のロボットでしょうか…。
本当に超マイナー…。
今の人たちが知っているわけがありません。
ですが、こうやってたった一枚の平面画像からでも立体化してみるとやっぱりかっこよくないですか?
立体化すると魅力がわかるものってあると思うんですよね。
私の技術は目標とする造形、可動レベルから見ればまだまだ未熟で、これまでもこれからも立体化の機会が少なくあまり日の目を見ない昔から現在までのロボット達にスポットを当てて勉強し研究し、立体化し、いかに日本のロボットデザインが素晴らしいかを紹介して1人でも多くの方に知ってもらえるよう努力していきます。
おこがましいですが私の作品で少しでも「元気がでた」とか思ってもらえたら嬉しいです。
またみていただけたら幸いです。
この度は見ていただき本当にありがとうございました。